■学会
第32回日本消化器関連学会週間 JDDW2024
附属研究部会 第2回内視鏡関連MSDs予防のための人間工学的対策研究会
(2024年11月3日 神戸)
■題目
立位負荷軽減器具を用いた ESD での下肢負荷についての検討
■著者名
三澤昇 1, 井上喬二郎 1, 鈴木瞳 1, 田村繁樹 1, 日暮琢磨 1, 中島淳 1
1 横浜市立大学附属病院 肝胆膵消化器病学教室
■リンク
https://www.jges.net/conference/2024-81715
疲労軽減ジェルマット
ジェルマットの断面図
立位時の足裏にかかる荷重値及び変動に合わせて、マットの硬度を適切に設定することで、安定しつつも優れた分散性と緩衝性を実現しています。さらにポリプロピレンと厚み配分させた積層構造が、より高い安定性を発揮します。
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荷重差の均一分散
床の上で作業する(図1)場合、足裏各所の荷重差が著しく、バランスを保つために膝下の筋群を無意識に使っています。クッション性のある一般的なゴムマット(図2)の場合、その荷重差が約40%減少しますが、場所により荷重差が残り、均一に分散しきれていません。
一方、アルケリス疲労軽減ジェルマット(図3)では、ゴムマットのさらに約50%荷重差が減少し、足裏全体に分散しています。したがって、床直接に比べ、約70-75%の荷重差を減少させ、作業中でも足裏全体で支え続けるので、膝から下の筋群の活動が小さくなります。
